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2005年11月24日

タイムドメイン スピーカー Yoshii9(ヨシイナイン)

みなさんは、普段どのような音楽を聞いていますか?

音楽にはさまざまなジャンルがありますが、クラシック、ジャズ、ブルース、R&B(リズム・アンド・ブルース)、オペラなど、生楽器がメインの音楽、録音時にデジタル処理されていない音楽、もしくは人の声がメインの音楽が好きな方に今までに聞いたことのない音を提供してくれるスピーカーがあります。

映画好きの方にもオススメですよ。

そのスピーカーとは「Yoshii9(ヨシイナイン)」。このスピーカーでご自分のコレクションを聞いていただきたい。強くそう思います。きっと、コンサートホールやライブハウスで聞いた、あの音が聞こえてきますよ。

この「Yoshii9(ヨシイナイン)」というスピーカーなんですが、今までのスピーカーとはその思想からしてまったく異なるモノです。

今までのスピーカーは、「フリークエンシードメイン」と言って、音を「フリークエンシー(周波数)」の固まりとしてとらえ、それぞれの帯域を正確に再生することでもとの音が再現されるという考え方でした。オーディオ好きの方ならご存じのように、スピーカーのカタログには、○○Hz~××kHzという記載が必ずあります。ミニコンポのカタログにでも載っています。(詳しくお知りになりたい方は、スピーカー - Wikipediaへどうぞ。)

しかし、この「Yoshii9(ヨシイナイン)」というスピーカーは、その「フリークエンシードメイン」を採用せずに、社名にもなっている「タイムドメイン」という考え方をとっているのです。

この「タイムドメイン」という方式を考え出したのが、スピーカーの名前にもなっている「タイムドメイン」社の社長、由井(よしい)啓之さんなのです。

「フリークエンシードメイン」では、音の振動を再現していますが、それは、人の耳に聞こえてくる音に含まれるひとつの要素でしかありません。由井さんが再現しようとしたのは、音の伝わる「空気」そのもののゆらぎでした。それを再現して初めて、人の耳に本物の音として伝わってくるのです。

昔は「オンキヨー」で研究者としてスピーカー開発に関わり、常に「本物」の音を追求し続けた由井さんがたどり着いたのが「タイムドメイン」理論でした。(「タイムドメイン」理論について詳しくは「タイムドメイン」社のサイトでどうぞ)

さて、独自の理論をベースとして創り上げられた「Yoshii9」は、見た目も今までのスピーカーとはかなり異なっています。

高さ1メートルほどの筒がズドンと立っていて、その頭部に小さなスピーカーユニットがひとつ付いているだけなんです。

見ただけでは、とてもいい音が出るようには見えません。しかし、それこそが「常識」にとらわれてしまっている証拠なのです。実は、私も最初はそうでした。「こんなんで、音が出るのか~?」「これで30万?」とさえ思いました。

でも、いったんその音を聞いてしまうと、そのリアルな音に、そんな思いなどどこかへ飛んでしまいます。

各楽器の音、楽器自体の響き、弦を引っかける音、人の息づかい。そんな、普段は聞こえてこなかった音が聞こえてくるんです。本当に目からウロコ、いや、耳からウロコが落ちる感じです。

生楽器、アナログ録音ものが好きな人に、「Yoshii9(ヨシイナイン)」は本当にオススメです。

また、上でも書きましたが、映画好きの方にもオススメです。「Yoshii9(ヨシイナイン)」で聞いていると、隣で俳優がしゃべっているみたいに聞こえます。サラウンドシステムではないのに、音に囲まれている感じ、いや、包まれている感じで楽しめますよ。


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